「プログラムもできない僕はこうしてアプリで月に1000万円稼いだ」を読んだ感想

ちょっと前に読んだ「プログラムもできない僕はこうしてアプリで月に1000万円稼いだ」という本が面白かったので、読んだ感想を書いていきます。内容は少し古いですが、基本的な考え方については今も参考になる本だと思います。

「プログラムもできない僕はこうしてアプリで月に1000万円稼いだ」は、モバイル専用アプリケーションの制作会社「エンパイア・アップス(Empire Apps)」の創設者、チャド・ムレタの著作です。この人は、

IT業界の経験がまったくなかったのにもかかわらず、彼が考案したいたずら用の指紋認証アプリ「フィンガープリント・セキュリティ」(Fingerprint Security)はアップストアでベストセラーになった。このヒット作は、彼の新たなビジネスとキャリア、そしてライフスタイルの基盤になった。立ち上げから3年間で、彼が開発した46のアプリのダウンロード数は、全世界で3500万回以上にものぼった。

とのこと。

冒頭に書かれているとおり、この本は、わたくしの座右の書のひとつ、ティモシー・フェリスの「週4時間だけ働く」の影響を強く受けています。基本的な考え方は、「やるべきことを見極めてやるべきことだけやる、やるべきことでアウトソースできるものはアウトソースする」というものです。具体的な方法論については、「週4時間だけ働く」に詳しいですので、興味ある方はそちらも合わせて読むのが良いと思います。すごい面白い本ですよ!

「プログラムもできない僕はこうしてアプリで月に1000万円稼いだ」の内容

この本では、ざっくり言って「ビジネスをアウトソースする方法」と「売れるアプリを作る方法」のふたつについて書かれています。前者についてはそのうち「週4時間だけ働く」の読書感想を書くことにして、この記事では後者の「売れるアプリを作る方法」について概要を見ていきたいと思います。

売れるアプリを作る

僕たちは、人びとが何に興味を持ち、どのようなアプリをダウンロードしているかをよく理解し、それにもとづいてアプリをつくらなければならないのだ。

(出典:プログラムもできない僕はこうしてアプリで月に1000万円稼いだ、p.103)

多くの人は、自分のひらめいたアイデアに惚れてしまい、そのアイデアに多大な資源を費やしてアプリを作ってしまいます。しかしながら、この方法で作ったアプリが成功する確率は高くないので、最初に作るアプリとしては適当ではありません。そうではなく、マーケットを研究して、どのようなアプリに需要があるのかを把握すべきです。

そうではなくて、既に売れているアプリ、すなわち大きな市場があることがわかっているアプリを作るべきである、というのが筆者の主張です。既存のアプリから学び、機能やマーケティングを改良し、価値を付け加えることによって、売れるアプリを作ることができる、と言っています。

もっともすぐれたアプリの着想の多くは、既存のアプリを改良したり、ひとひねりを加えたりすることから生まれている。すでにあるものに何かを加えることで、斬新で新たな視点をもつアプリを開発できる。

(出典:プログラムもできない僕はこうしてアプリで月に1000万円稼いだ、p.109)

アプリのマーケティング

アプリの開発の次にすべきは、アプリのマーケティングです。アプリで稼ぐためには、アプリを公開するだけでなく、しっかりと宣伝して、適切なユーザーにダウンロードしてもらわないとなりません。効果的なマーケティングを行うことで、多くのユーザーの目にアプリが触れ、ダウンロード数を伸ばすことができます。

アプリビジネスで成功するために、地球で一番革新的なアプリをつくる必要はない。必要なのは、価値の高いアプリと、顧客がそれらを発見し、購入しやすくするためのマーケティング戦略だ。

(出典:プログラムもできない僕はこうしてアプリで月に1000万円稼いだ、p.174)

とは言っても、はじめにすべきはお金をかけて広告することなどではなく、お金をかけずに基本的な要素をおさえれば十分です。

  • アイコン:アプリの内容を表しつつ、ユーザーの気を引くデザインにする。お金を払う価値のあるものだと感じさせる。
  • タイトル:刺激的で簡潔、トレンディーでキャッチーなタイトルにする。覚えやすく、アプリの特徴をはっきりと表すものにする。
  • 説明文:説明文の冒頭に重要な内容をまとめる。読んで楽しい文章にする。
  • スクリーンショット:ユーザーを引きつけ、必要な情報を効果的に伝えるスクリーンショットを使う。アプリの特徴を記載したバナーを加える。
  • キーワード:対象のユーザー層、アプリを使う目的、求めている機能を考えてキーワードを決める。
  • カテゴリー:アプリにもっともふさわしいカテゴリーを選択する。各カテゴリーのランキングをチェックし、どのようなアプリの人気が高いかを確認する。

これらの要素は一度決定したら終わりではなく、微調整を繰り返すことが重要である、とのこと。

「プログラムもできない僕はこうしてアプリで月に1000万円稼いだ」を読んだ感想まとめ

「プログラムもできない僕はこうしてアプリで月に1000万円稼いだ」の内容はまだまだ書ききれないんですが、あまり長くなってしまうのもアレなのでこの辺でとりあえず終わりにします。

この本を読んで月に1000万円稼げるようになるかどうかはわかりませんが、スマートフォン向けのアプリを作っている人にはとても参考になる内容だと思います。特に、スマホアプリのマネタイズについては得るところが多かったです。

アプリの企画からマーケティング、マネタイズに至るまで、システマチックな方法論にまとまっていて、読んだらすぐに実行に移せるところが良いですね。

この本では、アプリ開発の具体的な作業については、たとえ自分でゲームのプログラムができたとしても、アウトソーシングすることが推奨されています。この辺の具体的な方法論については、「週4時間だけ働く」を読むのが良いと思います。

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