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「iOS開発におけるパターンによるオートマティズム」を再読しました

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書いている人 モバイルアプリケーションアーキテクト(Android)として働いています。モバイルアプリケーションのアーキテクチャ、自動テスト、CI/CDに興味があります。もっと詳しく

iOS開発におけるパターンによるオートマティズム」(木下 (2011))を再読しました。世間的にはそれほど注目されている書籍ではないと思いますが、自分は数年前に本書を読んで衝撃を受けました。以来、定期的に読み返しており、自分のソフトウェアエンジニアとしての基礎となっている書籍です。

もっとも本書が発売されたのは2011年で、今から12年を遡ります。モバイルアプリケーション開発における2011年から2023年の12年は、本書で示される「パターン」を古びさせるに十分な時間でした。それにも関わらず、自分は本書の価値は今も失われていないと感じています。

本書で提示するのは、「アプリケーションの下敷きとなるOSとフレームワークを理解」した上で、そこに機能を追加していくための堅牢なパターンです。確かに、本書で提示されるパターンは、2023年現在、Androidアプリエンジニアである自分の目から見ても古びて見えます。本書を今から書き直すのであれば、記載される技術的な詳細は全く異なるものとなるでしょう。

しかしながら、レイヤごとにパターンを作り、個々にパターンを当てはめていくことでアプリケーションを作り上げていくという考え方については、今もって有効であると考えます。パターンを組み合わせることで半自動的にアプリケーションが完成することを、本書では「アプリ開発のオートマティズム」と呼んでいます。

References

  1. 木下誠, (2011), iOS開発におけるパターンによるオートマティズム, BNN

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