常日頃、より良いプロダクトを、より速くデリバリーしたいと考えて、プロダクト開発に関わっています。そのような中で、稀に、「より良いプロダクト」をすっ飛ばした(ように見える)人たちが、圧倒的・暴力的な速度でデリバリーする事例を目にします。
「品質は誰かにとっての価値である」とG.M.ワインバーグは言いました。速度もまた、誰かにとっての価値となるでしょう。速いこと自体が価値となり得るのです。
圧倒的・暴力的なデリバリー速度に対して、「拙速である」と断じることもできるでしょう。しかしながら、自分は「こんな奴らには勝てっこない」と戦慄します。プロフェッショナルとして確立してきた、守るべき規律が足枷となり、圧倒的・暴力的なデリバリー速度に屈することがあり得ると思うのです。
答えの出ない文章になりますが、時には自己の規律を見直して再構築することも必要かもしれない、と愚考する次第です。