「ハルロック」第4巻を読んだ感想

電子工作を題材にした漫画「ハルロック」の第4巻が発売されました。この第4巻が最終巻になります。楽しみにしていたマンガなので連載が終了してしまったのは残念ですが、最後まで楽しく読ませていただきました。

ハルロックの第3巻の感想はこちら。

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ハルロック第4巻のあらすじ

ハルロックの4巻のあらすじはこんな感じです。

  • Maker Faireで発売した猫ツイッター(注:3巻参照)がそこそこ売れたので、猫ツイッターの収益をもとに起業したらどうか? と言われて悩む晴ちゃん。
  • そして「自分が本当にやりたいことは何か?」ということを考え始める。そして、電子工作で人を喜ばせたい!でも失敗は怖い!とさらに悩む。
  • 最終的に、「好きな事を仕事にできる可能性に賭けてみたい」と起業を決意し、六君、うに君、学校の先生などを巻き込んで起業する。
  • 「DMM.make AKIBA」(注:秋葉原に実在する大規模なファブラボ)にオフィスを借りてプロトタイプの開発を頑張る。
  • 資金がないのでクラウドファンディングで資金を調達する。小学生のうに君を看板にすることにより話題性を作り、テレビで紹介されたこともあって資金調達に成功する。
  • なんとか試作を完了して、なんやかんやで製品化にこぎつける。家電量販店に売り場が設けられるなど、製品はそこそこの成功をみる。
  • 晴ちゃんはドイツへ、六君はアメリカへ視察の旅に出て「俺達の旅はまだ始まったばかりだ!」みたいな感じで終わる(最終回)。

ハルロック第4巻を読んだ感想

ハルロックの第4巻を読んで改めて思ったのは、ハルロックというのは、電子工作を大きなテーマに取り上げているけど、主人公の晴ちゃんと晴ちゃんを取り巻く人たちの成長を描いた青春マンガなんだなということです。

わたくしなりにハルロックを総括すると、晴ちゃんは大学生、六君は高校生という共に多感な時期に、色々な人たちと交わりながら視野を広げ、社会における自己の立ち位置を確立していく過程を描いたマンガということになります。これを一言で言い表すとすれば「青春」なのであると、小生は愚考するわけです。

自己の立ち位置を確立した先にあったことが、晴ちゃんの場合は「電子工作をつうじて社会を楽しく、便利にすること」でした。起業というのはそのための手段にすぎませんが、設立された会社というのは、その「立ち位置」の物理的な足場であるし、居場所なのだなあと思います。

志を同じくする仲間とそういった居場所が作れることが素敵なことですし、何より自己の立ち位置が確立できるということは凄いことです。なかなか、自己の立ち位置を確立するのは難しいし、それができる人も少ないです。

自己の立ち位置が何か? ということをいまだ考え続けているわたくし、または自己を確立すべき青春を無為に過ごしてしまったわたくしとしては、ハルロックは眩しすぎる「青春マンガ」であり、それ故に強く惹かれていたんだなと、最終巻を読み終えて思う次第です。

追記:

ハルロックを全巻まとめ読みした感想も書きました!

ハルロックを全巻まとめて読んだ感想わよ〜! | Androidアプリ開発@つくばの日記

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