ハルロックを全巻まとめて読んだ感想わよ〜!

マンガ「ハルロック」の連載が終わって半年、ハルロックの単行本を再び一気読みしましたので、あらためて感想を書いてみます!単行本4巻までで終わったのがもったいない名作ですね〜。

ハルロック各巻を読んだ時の感想はこちらになります。

「ハルロック」第1巻を読んだ感想 | Androidアプリ開発@つくばの日記

「ハルロック」第2巻を読んだ感想 | Androidアプリ開発@つくばの日記

「ハルロック」第3巻を読んだ感想 | Androidアプリ開発@つくばの日記

「ハルロック」第4巻を読んだ感想 | Androidアプリ開発@つくばの日記

「ハルロック」を読んだことがない人向けにざっくりとハルロックを紹介

このハルロックというマンガ、電子工作が趣味の「晴ちゃん(はるちゃん、向阪晴)」という女子大生が主人公です。他に「六君(ロックン、真下六祐)」という男子高校生がサブの主人公として存在して、ふたり合わせて「ハル・ロック」というタイトルみたいです。

ハルロックのあらすじを極めてざっくりと説明すると、晴ちゃんが趣味の電子工作を使っていろいろなことを頑張っていく、六君は晴ちゃんに憧れているので一緒に頑張る、という物語です。

このブログでも何度か書いているRaspberry PiArduinoが要所要所でキーアイテムとして出てくるので、Raspberry PiやArduinoを触るのが好きな人には絶対オススメです!!!

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ハルロックの最初の頃(1巻くらい)

ハルロック 1巻のあたりでは、晴ちゃんも六君も成熟していない青年として描かれているんですよね。

晴ちゃんは電子工作にしか興味が無く、他人との関わりにはそれほど重きを置いていない。大学が終わったら秋葉原に寄って自宅に戻り、電子工作をするだけの日々。ファッションにも興味ないし、友達もあまりいない。そんな世間からズレた様子の晴ちゃんを心配する母親がいるわけですが、化粧ポーチを買ってもらっても電子パーツ入れにしてしまうし、友達を作るために行けと言われた大学の飲み会でも電子工作のことを考えています。晴ちゃんは自分の世界を持っているけど、そこには他者がいないわけです。

一方の六君は、自分には得意なこと、熱中できることが何も無いと、「空っぽ」の自分に悩みます。高校生くらいの時に「コレ」ということに出会える方が珍しいとわたくしは思うわけですが、なにしろ六君の身近には強烈な自分の世界を持っている晴ちゃんがいるわけですし、まして六君は晴ちゃんに憧れているので「自分には何も無いこと」がコンプレックスとしてのしかかってくるわけです。

ハルロックの中盤のころ(2巻から3巻くらい)

ハルロックの2巻くらいになると、晴ちゃんはだんだんと社会性を得てきます。これは母親に行けと言われて行った大学の飲み会でできたお友達との交流がきっかけとなって、晴ちゃんは自分が社会から浮いていることにだんだんと不安感を覚えてきます。

社会とつながろう、つながらなくてはならないという焦燥感から、晴ちゃんは自分の持っている電子工作のスキルと発想力を活かして、誰かの困りごとを解決するような工作物を作り始めます。誰かを助けて感謝される、そのことで自分の世界が外の世界とつながっていくことを、晴ちゃんは感じ始めます。

一方の六君も、晴ちゃんと一緒に頑張っているうちに、自分に足りないものを自覚し始めます。それは知識だったり意欲だったりするわけですが、だんだんと主体性を得て自分の意志で行動するようになっていきます。時々晴ちゃんの助けを借りはするものの、できるだけ自分の力で何かを成そうという意志を持ち始めた六君。晴ちゃんも、六君が変わり始めたということを感じます。

ハルロックの終盤のころ(3巻から4巻くらい)

とあるきっかけから、晴ちゃんは自分の作った「製品」を販売することになります。自分の作ったものにお金を出して買ってくれる人がいる、ということに強い責任を感じる晴ちゃんですが、同時に外の世界の中に自分の居場所があることに気付きます。また、この製品が話題となってそこそこ売れたことから、会社を作っていろいろなものを売っていこう!という話になります。

自分の作ったものを販売する、それをビジネスにする、ということにプレッシャーを感じて葛藤するものの、晴ちゃんはあえてそれをすることを選びます。自分の好きなことをする、それを仕事にする、それで世界とつながるということは、人生を賭ける価値がある冒険的事業であると、晴ちゃんは考えます。

一方の六君は、晴ちゃんの事業に参加しながら、ぼんやりと自分の進むべき道を自覚し始めます。高校生だった六君は、わたくしも卒業した東京にある某工業大学とおぼしき大学に合格します。始めは何の目標もなかった六君が、自分は何者なのかという葛藤を乗り越え、自分で目標を見つけ、目標に至る道を自分の足で歩き始めたのです。

ハルロックを全巻一気読みした感想

このようにハルロックは、思春期を迎える大学生の晴ちゃんと高校生の六君が共に自分の存在意義を見いだし、自分の道を歩き始めるところまで4巻で描いているので少し駆け足になってるんですけど、物語は良くまとまってますし、ひとつひとつのエピソードが面白いので素晴らしいマンガであるなと思います。

Raspberry PiやArduinoがキーアイテムとして登場するので、Raspberry PiやArduinoを知っている人にはとても面白いんですが、知らない人でもストーリー自体を楽しめると思います。なにより、主人公の晴ちゃんがスゴく可愛いので全員に読んで欲しいです!

ハルロック、4巻で終わってしまったのがとても残念ですが、大好きなマンガのひとつです!皆さん、ぜひ読んでみてください〜!

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