Raspberry Pi(ラズベリーパイ)にOSをインストールする方法と各OSの特徴

前回の記事では、Raspberry Pi B+を動かすために必要な周辺機器を揃えました。

Raspberry Pi(ラズベリーパイ)を動かすために必要な周辺機器、値段、合計金額 | Androidアプリ開発@つくばの日記

Raspberry Piを動かすためには、前回の記事で揃えたハードウェアだけでなく、OS(Operating System)の準備も必要です。Raspberry Pi自体には、OSがインストールされてないですし、OSをインストールするための記憶領域もありません。前回の記事において以下のように説明しています。

その他、必ず必要になる周辺機器としてmicroSDがあります。比較的低速なclass 4のものでも良いですが、より高速なclass 10のものが快適に動作するようです。スマートフォンに付属していることの多いmicroUDですが、スマートフォンに付属のものは容量が少ない印象です。

わたくしは、家電量販店にて東芝製のmicroSD(注:東芝 microSDHCメモリーカード 8GB Class10 UHS-I MUB008GX [PC])を購入しました。容量8GB、class 10で最大読み出し速度は30MB/s、値段は税込1,600円でした。購入後、秋葉原をうろうろして低容量・低価格のものを大量に見つけましたので、もっと安く済ますことも可能と思います。

なお、microSDカードにOSを書き込んでからRaspberry Piにマウントする必要があります。OSについては、次回の記事において書いていきたいと思います。

ということで、本記事ではRaspberry Piに搭載するOSをインストールしていきます。

NOOBSのダウンロード

今回は、NOOBSという仕組みを使ってRaspberry PiにOSをインストールします。以下の記事を参考に。

Noobsを使ってRaspberry PiにOSをインストールする | Androidアプリ開発@つくばの日記

NOOBSは、Raspberry財団の公式ホームページからダウンロードできます。

Downloads | Raspberry Pi

ここからNOOBSをダウンロード(図1参照)し、解凍した中身をmicroSDカードに書き込みます。ファイルサイズが1.2GBほどあるので、ダウンロードには少し時間がかかります。

NOOBSのダウンロード
図1. NOOBSのダウンロード

NOOBS自体はOSではなく、OSのインストーラです。いくつかのOSが収録されており、Raspberry Piを起動した後にインストールするOSを選択することになります。SDカードの容量を無駄にしてしまうのが難点ですが、今回はストレージの容量に余裕を持たせていますし、なるべく簡単な方法で進めたいのでNOOBSを用います。

Raspberry PiのOSの比較

NOOBSをコピーしたmicroSDカードをRaspberry Piに挿入し、周辺機器を接続した後に電源をつなぐと、いよいよRaspberry Piが起動します。始めにインストールするOSを選択する画面が出てきます(図2参照)。

Raspberry Pi起動

図2. Raspberry Pi起動後の画面イメージ

わたくしはRaspberry Piの最も一般的なOSと言われるRaspbianをインストールしました。他のOSとあわせて、その特徴をまとめておきます。「これ1冊でできる!ラズベリー・パイ 超入門 改訂第2版 Raspberry Pi Model B/B+/2対応」(p.31)の内容を要約したものです。

OS 特徴
Raspbian Linuxのディストリビューション、「Debian」をRaspberry Pi向けにカスタマイズしたOS。Debianにおいて提供されている多くのパッケージからアプリケーションをインストールすることが可能。
Pidora Debianと同様のLinuxディストリビューション、「Fedora」をRaspberry Pi向けにカスタマイズしたOS。最新技術をいち早く盛り込んでいるのが特徴。
RISC OS ARM向けに設計されたOS。小さく快適に動作する。デスクトップ環境も用意されており、直感的な操作が可能。
RaspBMC メディアを総合的に再生できるアプリケーション、「XBMC」を搭載しており、動画や音楽を再生可能。
Arch Linuxのディストリビューション、「Arch Linux」を利用可能。これはシンプルかつ柔軟なディストリビューションで、カスタマイズしやすいのが特徴。
OpenELEC RaspBMCと同様にXBMCを搭載しており、メディア再生器として使用可能。RaspBMCよりも軽快に動作する。

OSとしてRaspbianを選択した場合、しばらく時間をおいておくと、図3のような画面となってインストールが完了します。

Raspbianインストール完了

図3. Raspbianのインストール完了画面

この後に初期設定を行います。わたくしは、「Raspberry Piで遊ぼう! 改訂第3版~Model B+完全対応(Model B, 2にも対応)」(pp.33-41)の内容を参考にして初期設定を完了しました。これを書くと長くなってしまうので、今回は説明を割愛します。

Raspbianのインストール終了後、Raspberry Piの電源を入れると、以下のような感じで立ち上がります。

参考図書

Raspberry Piに関する参考図書はたくさんありますが、この辺が参考になります。はじめはこの中から一冊を選ぶと良いと思います。

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