無料で使える3Dプリント用ソフト「Repetier-Host」Mac版の使い方

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3Dプリント用ソフト「Repetier-Host」(Mac版)の基本的な操作方法について説明します。

Repetier-Hostは無料で使える3Dプリント用ソフトですが、3Dモデルの作成、3Dモデルのスライス、Gコードの編集、3DプリンターへのGコードの送信など、多くの機能を備えた優れたソフトウェアです。

Repetier-Hostのダウンロード

Repetier-Hostは、以下のリンクからダウンロードすることができます。Mac版だけでなく、Windows版、Linux版も用意されており、いずれも無料でダウンロードすることが可能です。

Downloads Archive – Repetier Software

本記事では、Repetier-Host Mac 0.56を使って操作方法を説明します。

Repetier-Hostのチュートリアル

Repetier-Hostのチュートリアル

Repetir-Hostのインストール後、Repetier-Hostを起動するとチュートリアルが立ち上がります。ひととおり目を通したら(英語が苦手な方はそのまま)、ウインドウを閉じます。ウインドウを閉じた後、Repetier-Hostが起動します。

このチュートリアルは、Repetir-Hostのメニュー画面からHelp > First Stepsと選択することで、再び見ることができます。

Repetier-Hostの操作方法

以下、Repetier-Hostの基本的な操作方法を見ていきましょう。

Object Placement

Repetier-Hostを立ち上げると、「Object Placement」というタブが表示されていると思います。ここでは、プリントするSTLファイルの読み込みを行うことができます。早速、STLファイルを読み込んでみましょう。

なお、STLファイルが手元に無い場合、各種のウェブサイトからダウンロードすることができます。本記事では、Thingiverseというウェブサイトからダウンロードした有名なカエルのモデルを読み込んでいます。

Treefrog by MorenaP – Thingiverse

Object Placement

画面中央に配置されている「Add STL File」をクリックして、読み込みたいSTLファイルを選択します。

STLファイルの読み込み

STLファイルが読み込まれ、モデルが表示されました。

モデルが表示されている欄の左側にあるボタンで、ビューを操作することができます。回転、ビューポイントの移動、オブジェクトの移動などを行うことができます。実際に触ってみて、どのような反応をするのか確かめてみましょう。

スケールの変更

Scale」を変更することで、モデルそのものを拡大または縮小することができます。上の例では、X方向、Y方向、Z方向を全て2倍にしました。「Lock Aspect Ratio」にチェックマークを入れておくと、モデルの縦横比を固定することができます。

Slicer

スライスの実行

Slicer」タブでは、モデルのスライスを行うことができます。スライスとは、3Dプリント出力時におけるプリンタノズルの経路データを作成する作業です。STLデータから経路データを作成します。

Repetier-Hostでは、Slic3rというGコード生成ツールを利用して、モデルのスライシングを行います。Gコードとは、3Dプリンタなどに処理を命令するものです。

Slic3r – G-code generator for 3D printers

Slice with Slic3r」ボタンをクリックすることで、スライスが開始されます。少しだけ時間がかかりますので、気長に待ちましょう。モデルが大きいほど時間もかかります。

G-Code

スライシング

スライスが完了するとG-Codeタブに移動に切り替わり、上の画像のような表示になります。右上にGコードが表示されています。自分でGコードを編集することもできますが、たいていの場合には生成されたGコードをそのまま使えば良いでしょう。

 Repetier-Hostの設定

Print Setting」から、3Dプリンターの設定を行っていきます。この設定は、接続しようとしているプリンターに依存しますので、プリンターのマニュアルなどを参照しながら設定しましょう。

Connection

はじめに、「Connection」タブの設定を行います。ここで行うのは、3Dプリンターと接続するための設定です。ポートやボーレートを選択していきます。

repetier-host Connection

Behaviour

次に、「Behaviour」タブの設定を行います。ここでは、3Dプリンターの挙動を設定します。Travel Feedrateはヘッダの移動速度で、遅いほど(数値が小さいほど)精度の良いプリントができますが、時間がかかるようになります。エクストルーダーやベッドの温度は、プリントする素材に応じて適切な温度に設定しましょう。

repetier-host Behavior

Dimension

最後に、「Dimension」タブの設定を行います。プリント可能なエリアを設定します。プリンターの仕様に合わせて設定しましょう。

repetier-host Dimension

Repetier-Hostの設定は以上です。ここまで設定ができれば、3Dプリンターに接続してプリントを行うことができます。

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