「SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル」を読んだ感想

ジョン・メソンズ著「SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル」を読みました。ソフトウェア開発者(以下、エンジニアと呼ぶ)に向けて書かれた本ですけど、技術の話はほとんど出てこなくて、「エンジニアの生き方」の話がひたすら書かれています。

はい、「エンジニアの生き方」です。ただの「生き方」ではなく、「エンジニアの生き方」についての本です。

だから、面接をハックする方法とか給与の交渉をする方法とかが出てきます。恋愛のこととか、お金のこととかについても書かれています。自己啓発の話も結構なボリュームで書かれていますが、この辺はお好みで。

3,000円くらいする高い本ですけど、中身も濃いですし、決して損はしない内容だと思います。給与交渉して給料が上がれば一発ですよ。

原著はこちら。邦訳版の方がかっこいいですね。

「SOFT SKILLS」を読んだ感想

あらためてこの本は、ソフトウェア開発者、エンジニアの生き方について書かれた本です。エンジニアの生き方とは、いかに良いエンジニアとして生きるか?ということで、つまり本書では「より良いエンジニアになる方法」について書かれています。

では、良いエンジニアとはどういうエンジニアでしょうか。筆者の言葉を借りれば、良いエンジニアとは、

キャリアのマネジメント、目標の達成、人生の楽しみ方という意味で、いいソフトウェア開発者ということ

らしいです。

ということで本書では、エンジニアとしてのキャリアを築く方法、エンジニアとしての自分を売り込む方法、新しい技術を独学で学ぶ方法、生産性を高める方法、お金を管理する方法、健康を管理する方法、心を鍛える方法について書かれています。

非常に多岐にわたる内容ですが、確かに、エンジニアとして生きるにはどれも必要なスキルです。これまで、そういうことをエンジニア向けに書いた本があまりなかったというだけで。

例として、エンジニアとしてのキャリアを築く方法と自分を売り込む方法を取り上げると、こんなことが書かれています(意訳)。

多くのエンジニアは会社に所属してるが、エンジニアのスキルや取引先との関係はエンジニアのものであって、いつでも持ち運ぶことができる。雇い主との関係をソフトウェア開発の顧客と捉えれば、会社に依存するしかない、力のない存在から、自律的で自由な存在に変わることができる。

エンジニアが提供しているサービスはソフトウェアを作れる能力であり、これをビジネスとして捉えること。そしたら、次はそのビジネスの目的をはっきりと(自分の人生の目的と照らし合わせて)決定しよう。

大きな目的に向かって少しずつ移動できるような小さな目標を適切に設定できれば、いずれは最終目的地に着くことができる。

というような内容のことが書かれていたりします。まあ、これだけじゃなくて他にも色々役立つことが書いてあります。会社員とフリーランスと起業家のメリット・デメリットとか。

内容が多岐にわたっている上に個々の章も断片から構成されているので、全体を紹介するのが難しいですが、それぞれの章に役立ちそうなことが書いてあって良いです。

値段は張りますが、その分ボリュームもあるし、値段以上の内容はがあるので、エンジニアの方には是非とも読んで欲しい本ですね。決して損はしないと思いますよ。

シェアしてもらえるとうれしいです。゚(´っωc`)゚。